システムがわからないジジィとババァ
レジの前で休んじゃう
番号札渡したけれど
そこをどかず待っているよ
俺は言った
強めに言った
7回聞き返されても言った
「お掛けになってお待ちください」
おまえは頷き理解したはずが
聞こえた事に満足して
言われたこともう忘れてて
だからもっかい声かけて
そしたら秘技の食い気味の「えっ?」
ゲートボールめちゃ強い
グラウンドゴルフめちゃ強い
駅の改札に大名行列
お前ら似合うの仲間の葬列
正当性を主張する情熱
すごくてその場の全員壮絶
さっきこれを買ったのに
どうしてワシらを止めるのよ!?
駅員に詰め寄るジジィとババァと
改札ピンポーン鳴ってる理由は
システムがわからないジジィとババァ
PASMO天に掲げてる
タッチせずにそのまま突破
係員をお呼びください
銀行めちゃ遅い
席取るのめちゃ速い
ジジババ潜在能力発揮されて
システムがわかってもジジィとババァ
次に来たら忘れてる
教えたのに学ばないから
同じ時を繰り返す
システムがわからないジジィとババァ
ジジィがむしろシステム
システムがわからないジジィとババァ
ババァという名のシステム
許しましょう
有名な曲。
そして、ジジィとババァに対するフラストレーションの根本である
「システムを理解していない行動」が題材。
あらゆるジジィとババァ題材の総本山的曲。
遊びでソロ活動してた時にこの曲が出来てしまったもんだから今こうしてガチで活動をしてる説ある。
急にサビのメロディと歌詞が降ってきたよね。
遊びで活動してた時期に作ったとはいえ、これが一番強い曲だし、
あとアレンジ面のシンプルさと引き算のでき具合で見ればこれを未だに超えられる曲を作れてない。
少ない音色と音数でよくここまで出来たよなって感じはある。
当時の活動スタンス的に力まず程よい緊張感で曲を作れていたってのもあると思う。
最初のバージョンとMVのために再録したバージョンがあるけど、アレンジ自体は全然変わってないです。
コーラス足したのと、Aメロにちょっと音加えた以外は、元々の良き塩梅が崩れるのでいじってません。
コンセプト
システムは、バイトしてた時に番号札渡してんのにずっとそこにいちゃう常連ババァがいて、
そのババァがレジ前に滞在する度に「システム!」って突っ込むのが自分の中で流行ってた時があった。
そしたらある日突然サビと歌詞が降ってきて、そこから「システムがわからないジジィとババァ」というワードを軸に
今までの体験(というか被害)を歌詞に落とし込みました。
この活動が本格的になるきっかけは、当時バンドが活休して(復活したけど)やる事がなくなったのと、
システムの評判がもともと良くて自分でもめっちゃ気に入ってたのでちゃんと形にしたくて
MVにしたら反響があってそこから味をしめてどんどん曲増やしてった感じですね。
本当にMV作って良かった。
というわけでこの大事な有名な曲を初の全国流通のラストに持ってきました。
皆さま『笑顔』買っていただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
そしてこの曲を超えた有名な曲をたくさん作りたいです。